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ライフプラン

一生賃貸に住み続ける為には、家を買うよりもお金が必要?


家を購入するべきなのか?それとも一生賃貸に住むべきなのか?

この2つはよく比較されていると思います。

その人の価値観によって、どちらを選択するのがベストなのかは異なるので、選択肢に正解はありません。

しかし、生涯必要になるお金を比較するのであれば、どちらが高い、安いということは言えます。


今回は、家を購入した場合と、一生賃貸に住んだ場合で、老後の貯金額にどのくらいの差が出るのかを比較してみたいと思います。

前提条件


■ご家族の情報

ご家族の情報


住まいにかかる月々の費用は、購入の場合も賃貸の場合も月々10万円です。

ただし、物価上昇を考慮して、どちらの場合も年数が経過するほど月々の支払額が上昇しています。


①33歳で3000万円の住宅を購入する


下の表を見てもらうと分かる通り、90歳の時点でも十分貯金がありますので、老後の心配は必要なさそうです。

持家キャッシュフロー


②10万円の賃貸に生涯住み続ける


83歳以降の金融資産額を見てもらうと赤字になっています。

原因は、年間収支で毎年大きなマイナスが出ている為です。

賃貸の場合、リタイア後も月々支払う住宅費が大きいので、年金でもらう金額で賄うのは現実的ではありません。

一生賃貸キャッシュフロー


ちなみに、もし子供が巣立った後(58歳)に6万円の賃貸に引っ越すとした場合は、老後まで十分な貯金が残りそうです。

一生賃貸(家賃変更)キャッシュフロー


まとめ


スタート時点で毎月の支払額が同じだとしても、購入の場合はローンの支払いが終われば、それ以降は一戸建てはメンテナンスにかかる費用のみ、マンションの場合はそれに加えて管理費修繕積立金の支払いということになります。

一方、賃貸の場合には同じ場所に住み続ける限り、毎月同じ金額がかかります

そのため、長生きすればするほど、購入した場合と一生賃貸に住む場合とで、住宅費にかける支払総額の差が開くのです。

賃貸は比較的簡単に住み替えができるの、ライフスタイルに合わせて引っ越しをすればいいのですが、年齢や経済状況によって、選択肢が狭まってしまうこともあります。

また、賃料の安い物件に住み替えるということは、広さ・立地・築年数等、それまでより少なからず条件が悪くなる可能性が高いです。

この点を頭に入れた上で、ぜひ今後の住まい選びの参考にしてみてください。

家計と住まいの相談所では、FP個別相談『初回90分無料』を行なっています。
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