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ライフプランニング

子供が産まれた直後に家を買うべきではない理由

「子供が産まれて家が手狭になった。賃貸で引っ越すのももったいないし、そろそろ家を買おう。」

こんな会話をした覚えはありませんか?

実際、出産をきっかけに家の購入を検討する方は多いです。

しかし、このタイミングは、必ずしもあなたにとってのベストとは限りません。

その理由の1つとして、購入する時期によって選べる物件の金額が変わるということがあります。

タイミングで変わる?購入できる物件の金額

家を購入するタイミングで多いのが、子供が産まれたすぐ後小学校に入学する前

今回は、世帯年収600万円・子供1人(1歳)の共働き夫婦が、今年中に家を購入する場合と、5年後(子供が小学校入学の直前)で、物件選びがどのように変わってくるのかを見てみたいと思います。

■田中ファミリー基本情報

賢太(30歳)
会社員
年収400万円
香織(30歳)
会社員(産休中)
年収200万円(就業時)
芽衣(1歳)
保育園に入園予定
(半年後)

■前提条件

 
元々の貯蓄額 500万円
万が一の備えとして取っておく 150万円(生活費の半年分)
5年間で増やす予定の貯蓄額 300万円(月5万円 ×5年)
毎月のローン返済額 7万円

■プラン

今年中に買う 5年後に買う
頭金、諸費用に使えるお金 350万円 650万円
頭金 150万円(350万円 - 200万円※1 450万円(650万円 - 200万円※1
物件価格の目安 2436万円(2286万円+150万円) 2736万円(2286万円+450万円)
返済期間 35年 35年

※物件価格の目安はフラット35のサイトを参考に、「毎月のローン返済額7万円」、「ローン金利は1.5%」で計算
※1 仲介手数料などの諸費用


今回の例の場合、上記表の通り、頭金を貯める期間を作るかつくらないかで、購入できる物件の目安金額が300万円変わっています。

まとめ

頭金を貯めている期間中の金利変動もありますので、何が正解と断言することは難しいです。

もしも、短期間で大幅に金利が上昇してしまえば、貯めた頭金の効果が薄くなってしまう可能性もあります。

ただ、住宅は一度購入すると事情がない限り長く住むものです。

その為、より理想に近い物件選びをするために、頭金を貯めて、予算の増額・選択肢の拡大をすることも一つの考え方です。

ご自身の状況・考え方にはどのタイミングでの住宅購入がベストなのか、ぜひ考えてみて下さい。

家計と住まいの相談所では、FP個別相談『初回90分無料』を行なっています。
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「家を購入したいけどお金のことが不安」という方、「プロのファイナンシャルプランナーの話を聞いてみたい」という方、その他気になることがある方はお気軽にお問い合わせください。