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ライフプランニング

家賃よりも安いから返済できる?考えるべき将来の支出

どんな家を購入するとしても、必ず考えるのが購入資金の問題。

「月々の支払いが家賃と同じ、もしくは安いから大丈夫」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

今と同じ生活(支出)は長くは続かない

今支払っている家賃が今現在負担になっていなくても、これから先もそうだとは言い切れません。

というのも、結婚、出産などを経てライフスタイルが変化することによって、生活を維持するためにかかる費用も変わるからです。

例えば、「夫婦二人で暮らす」場合と、「四人家族(子供二人)で暮らす」場合で、月々にかかるお金にどれくらいの違いが出てくるのでしょうか?

生活にかかる費用(食費、水道光熱費など)も子供の成長とともに増加していきますが、一番大きい違いは子供の教育費です。


■保護者が支出した教育費(平成26年度) ※1

公立 私立
幼稚園 222,264円 498,008円
小学校 321,708円 1,535,789円
中学校 481,941円 1,338,623円
高等学校 409,979円 995,295円

■大学の初年度納入金(平成26年度) ※1

公立 私立
大学(昼間部)
※初年度のみ
935,578円 1,311,644円

※2 文部科学省調べ


この金額を月々の支払いに換算してみると

公立 私立
幼稚園 18,522円 41,501円
小学校 26,809円 127,982円
中学校 40,162円 111,552円
高等学校 34,165 82,941円

■大学の初年度納入金(平成26年度) ※1

公立 私立
大学(昼間部)
※初年度のみ
77,965円 109,304円

中学生までは児童手当が支給されるので、上記金額全てが自己負担になるわけではありませんが、これにプラス習い事や塾の費用がかかることを考えると、見逃せない支出額です。

さらに、子供の人数が2人となると、この金額の倍程度の支出になる時期があります。

まとめ

今現状、上記費用を賄える金額の貯金を毎月できている、もしくは対応できるだけの預貯金がある、という場合には、今検討している物件を購入したとしても、無理なく返済していけるでしょう。

しかし、ぎりぎりの生活をしている預貯金がほとんどない、という場合には、購入する物件を見なおした方がいいかもしれません。

どうしても、今置かれている状況を基準に、家の購入を考えてしまう方が多いですが、ローンを利用するのであれば、長期的な視点が大切です。

今後家族がどうなっていくのか、それに伴いライフスタイルや支出がどう変化していくのか、先々を見据えた物件選びをしていきましょう。

家計と住まいの相談所では、FP個別相談『初回90分無料』を行なっています。
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