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住宅の「資産価値」を考えるなら知っておきたい「付加価値」の話

「あなたにとっての付加価値」は将来的な「資産価値」にはならない

注文住宅が建売住宅と大きく異なる点として、建物に「あなたにとっての付加価値」をプラスできる点があります。
例えば…
 ・リビングを吹き抜けにする
 ・キッチンカウンターをタイル張りにする
 ・トイレを商業施設にあるようなデザイン性のあるものにする
などです。

この「あなたにとっての付加価値」は、多くの場合、他人にとっては、お金を出してまで欲しいものではありません。
つまり、あなたの家に対する「あなた自身の価値の感じ方」と、「他人の価値の感じ方」は、異なるということです。

住宅の価値

上記のことを踏まえた上で、家を売却するとなった場合を考えてみましょう。

「売りたい金額」と「売れる金額」の差

ローンの支払いが終わる前に家を売る場合、当然残債(残りのローン支払い額)の金額よりも高い金額で売りたいと思うでしょう。
もし残債よりも安い金額でしか家が売れない場合、差額分を自分で用意することになってしまいます。

しかし、ここまでにお話しした通り、他人に売るとなった時点で、注文住宅の「付加価値分」は評価されないものと考えられます。
つまり、「売りたい金額」 > 「売れる金額」になってしまうのです。

まとめ

貯蓄にゆとりがある場合は、住宅の売却で損が出ても大きな問題はないかもしれません。
ですが、ほとんどの方は、何らかの形で家計をやりくりしながら生活をしていると思います。
将来、「家を売りたいけど売れない」という事態にならないために、
「あなたにとっての付加価値」は将来的な「資産価値」にはなりにくいという点を意識してみて下さい。

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